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428 閉鎖された渋谷で

 久しぶりのゲームレビュー。
 Wiiがいらいない子になっていたので使うべく購入した。
 中古で3000円切ったやつを買ったのでいい買い物だったかな。
 木曜日に買って今日の朝クリア。プレイ時間は13時間。

 あらすじはものすごく大雑把にいうと、
 複数の主人公(登場人物)がそれぞれの問題に向き合い、解決のため行動するのだがそれらは全てある武器商人が致死率ほぼ100パーセントのウィルスの抗ウィルス剤を手に入れる、という大きな事件に含まれていた。それぞれが自分の問題に対処していくうちに彼らは出会い、自らの信念のもと事件の解決に協力していく。
 事件は渋谷を閉鎖するまでのバイオテロの様相を呈し、彼らはそれに立ち向かうのであった。

 みたいな感じ。
 一応五人の主人公格がいて、最後を除き一時間ごとに区切られた時間の中でサウンドノベル形式で話がすすむ。ある人物の話を進めて途中で進めなくなったら、違う人物の話を進めて選択肢を変えたり、本文中のTIPSという言葉からジャンプすることで展開を進め、時間ごとに全ての人物の話を終わらせると次の話にすすむ。
 個人のチャートのENDの時期はバラバラだが最後までみんな出番があり、共通したENDがある。
 その中でも特に渋谷の綺麗好きな青年と渋谷署の刑事が別格かな、という具合。

 ゲーム性はあるようなないようなものだが、これはサウンドノベルの宿命だろう。
 ただ推理ゲームというわけでもないので基本的にひたすら読むだけ。
 選択肢も一見意味のない選択肢を選ばないと先に進めなかったり、読み進める順番などによって即死してしまう。なので推理するようなことはない。
 物語としては中盤までが面白かった。
 それぞれが直接出会うのではなく、すれ違ったり、一瞬ばったり会ったり、渋谷の中で錯綜しながらも個別の物語が絡みあい、一つの大きな事件に向かっていく様は心躍る。実際先が気になって朝六時までプレイしてクリアしたくらいなのだが……。
 正直、一人目のENDを迎えて物語がひとまとまりになりだすあたりから私はちょっと退屈だった。
 場面場面で見れば十二分に面白いし引き込まれるのだが、なんというか人物が生きてない。
 よく小説などでは「登場人物が勝手に動く」と表現することがある。
 これは物語を進める駒として人物がいるのではなく、人物がいるからこそ物語が動いていると感じられるということだ。創作なのだから言ってしまえば物語の駒であるのに、それを感じさせない、だからこそ生き生きとしている。

 しかしこの渋谷。繰り返すが面白いとは思うが人物に生気を感じない。
 大きな物語を前提としていてそれを動かすために人物が行動し、話している感じがいなめない。そういったことがあるので内容的にはかなり突飛な部分が多く、無茶苦茶といっていいだろう。
 登場人物(名前がありそれなりに出番があるキャラ)が多く、その行動が重要である場合が少なくないので飽和状態に思えた。また先の展開が読めてしまう。私は推理小説を読むがはっきりいって推理は苦手。そんな私でも序盤のうちに正体不明のキャラの正体が分かってしまった。
 といっても物語までは読めない。それは巧いというより、「いやそれはないだろ」と思ってしまうような場面があったからだが。
 ゲームだからゲームなりの現実性があればいい。しかし渋谷という実際に存在する舞台で、世界観も現代と違わず、かつ実写の映像だとどうしてもちぐはぐな感じを受けてしまう。
 プレイしている時は引き込まれているからともかく、ふと手を止めると「あれこれ?」と疑問に思ってしまう出来であったのではないだろうか。
 まあ、製作者もそれは分かっているようでENDである主人公が「偶然が重なり合って今の結果になったんだ……いや、違う。みんなの運命が必然とこの結果に導いたんだ」みたいなフォローが入るので私の感想は蛇足なのかもれない。
 分かってるからいいだよ、という姿勢を受け入れられるかはまた別だけども。

 まだ真ENDを見てないのだがとりあえず普通のENDはあまり納得がいなかった。
 今後サイトを見ながらサブシナリオやおまけをやるかは、今のところ未定。
 十分満足しているが、終わったあとに悪い意味で記憶に残る。

 最後に。
 君塚さん、あんたかっこいいよ。
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